相続の申告は大変なんです! | 相続の申告って大変?

相続の申告は大変なんです!

日本で生きていく以上、「相続」からは何をどう足掻いても逃れることはできません。
しかし相続に関わることは人生で多いはずもなく、ほとんどの方は生まれて初めての経験になるでしょう。
生まれて始めて相続に関わるとなると、何をどうすれば良いのかわからずパニックになってしまいます。
そこで誰しもが一度は必ず経験する、相続について取り上げます。

▼ 目次

相続申告の進め方

まず相続が発生したのならば、一度落ち着いて下さい。
愛する人を失った悲しみは、簡単に癒えるものではありません。
心に傷を負ったまま相続の申告を強制するのは、あまりにも酷な話です。
悲しい時はとことん悲しみましょう。
涙も枯れ果てるまで、おもいっきり出して下さい。
そして出る涙を最後の一滴まで搾り取り、心の傷がある程度ふさがったら、相続の申告スタートです。

気づいていない財産も要注意

相続の申告を進める上で抑えておきたいのは、相続財産です。
ただ相続財産と聞くと、「相続財産はお金持ちだけで貧乏人の家は関係ない」という声もあるでしょう。
でも本当に「ない」と、断言できるでしょうか。

被相続人が生前住んでいた家と土地は、立派な相続財産です。
預金額が限りなくゼロに近い数字を刻んでいても、1円でも残っていれば相続財産としてカウントされます。
他にも家財道具・車・骨董品・株価・債券も、相続財産です。
「貧乏人だから」と油断していると、思わぬ相続財産に出くわすかもしれません。
また相続財産はプラスのものだけでなく、あまりありがたくない”財産”も含まれます。
被相続人が生前借金をしていたのなら、借金も相続しなければいけません。
借金を相続した人は、完済まで支払う義務があります。
借金だけでなく未払いの税金・損害賠償債務も、ありがたくない相続財産の一種です。
相続の申告が上手くいくかどうかは、相続財産の洗い出しに全てかかっています。

相続人の特定も重要

相続財産の洗い出しと同時に進めたいのが、相続人になる人物の確定です。
基本的に相続人になる人物は被相続人と血縁関係にある者ですが、物事はそんなに単純ではありません。
夫を失い、妻と子供1人で夫の財産を相続するとします。
しかし後の調査で、夫に隠し子がいることが分かりました。
夫が隠し子を認知していた場合、その隠し子は相続人になります。
また本妻の子供で血縁関係にあったとしても、相続人になれない場合があります。
生前被相続人に暴力的な行為をしたら、相続の権利は剥奪されます。
被相続人の生命を奪った場合も同様です。

遺言書の確認も忘れずに

そして忘れてはならないのが、遺言書の確認です。
相続を申告するには、遺言書の存在が欠かせません。
遺言書がなくても申告はできますが、後で見つかると些か面倒です。
相続財産の洗い出し・相続人の決定も重要ですが、遺言書の捜索も重要な任務です。
隅から隅まで徹底的に探して、遺言書を見つけ出して下さい。

相続のスケジュールは要確認

相続財産・相続人・遺言書の確認ができれば、申告の開始です。
自動車保険・公共料金・国営放送の名義変更・銀行・不動産申告・株券債券・借金の整理・相続税など、やるべきことは山積みです。
しかも申告によっては締切が設けられており、1日でも過ぎるとペナルティが発生するので要注意です。
でも相続の申告は、全て行う必要はありません。
申告をするのはあくまでも、存在している相続財産のみです。
後で慌てないためにも相続に関する申告を整理して、効率よく進めましょう。

そして締切が近い申告から先に手を付け、期限が特に定められていない申告に関しては後に回してもいいでしょう。
しかし幾ら期限が決められていないとは言え、放置をして良い理由にはなりません。
期限が定められていない相続の申告を放置すると、取り返しがつかない事態を招く恐れがあります。 
急かすつもりは全くありませんが、相続申告はきっちりと行って下さい。

相続で困ったら専門家に相談を

ただ相続の申告は、素人では到底太刀打ちできないものばかりです。
また相続の申告だけで、会社を1日休まなければならないこともあります。
相続申告は種類にもよりますが、厄介なものです。
そこで頼りになるのが、税理士や弁護士などの専門家です。
申告する場所によっては、申告方法を丁寧に案内している所もあります。
でも実践するのは難しく、途中でお手上げ状態になるのは目に見えています。
しかも申告書類に不備は絶対に許されず、最悪ペナルティを課せられる場合もあります。
でも専門家であれば、申告書類に不備が起こることはありません。
相続財産の状況を把握し、申告を的確に進めます。
申告に必要となる書類も準備してくれるので、会社を休む必要もありません。

生まれて初めての相続となると、何をどうして良いのか分からず途方に暮れていることとおもいます。
しかも内容はとても難しく、ネットや書籍の”にわか知識”ではどうしようもありません。
ただご自身の家族に深く関わるので、相続についてはできる範囲内でいいので勉強しておいて下さい。
知識が少しでもあると、相続の申告はかなり楽になれるはずです。

新着情報

専門家に支払う報酬額は?

相続の申告はかなり難しく、昨日今日でかかわった人にとっては頭が痛い問題です。
ネットや書籍では事細かく説明はしているものの、内容は難しく理解するのに時間がかかるのは否めません。
そこで頼りになるのが、税理士などの専門家です。
ただし彼らはボランティアで仕事をしている訳ではないので、報酬を支払わなければいけません。
≫ 『専門家に支払う報酬額は?』

もしも申告漏れが起きてしまうと…

相続の申告は、何回も経験するものではありません。
だから申告のミステイクも、当然起こるでしょう。
申告のミステイクの中でも特に注意したいのが、申告漏れについてです。
現に申告漏れを起こしている人は、相続発生件数のうちおよそ20%です。
「たったの20%」とおもわれるかもしれませんが、20%という数字はかなり大きいです。
≫ 『もしも申告漏れが起きてしまうと…』

相続申告の注意点

相続の申告は細かいところまできっちりと決められており、少しでも油断してしまうと酷い目に遭ってしまうのがオチです。
ただ「細かい部分に注意しろ」と言われても、どうすれば良いのかわかりません。
でも「できませんでした」で済まされないのが、相続の申告です。
そこで、申告を進める上で気をつけておきたい注意点について3つ取り上げます。
≫ 『相続申告の注意点』

消費税と相続

生前に被相続人が店舗経営をしていた場合、店舗を相続したのなら消費税の申告が必要です。
店を引き継ぐ前に既に店舗経営をしているのなら、消費税の申告については熟知しているかとおもいます。
でも店舗経営がないまま店を相続したとなると、どうして良いのかわかりません。
そこで、消費税の申告について取り上げます。
≫ 『消費税と相続』